創作こけし 花こよみ 工人 小笠原 義雄 × デザイナー 佐藤純子 花こよみ 一体 \2,500 (税抜)

花こよみ | 2015 Hana Koyomi Hana Koyomi (Flower calendar) 2015

四季の移ろいを愉しむ12 のこけし

東北仙台の美しい1年を象徴する草花をあしらって。
練達の伝統工芸士さんと、人気女性イラストレーターの
コラボレーションで生まれた、
愛らしい創作12ヶ月こけしです。
季節を愉しむやわらかな心を、日々のなかに。

12 Kokeshi for Celebrating the Changing Seasons

Dressed with flowers symbolizing
the beautiful twelvemonth of Sendai,Tohoku.
Lovely original kokeshi for 12 months created in collaboration
between an experienced traditional craftsman
and a female popular illustrator.
Enrich your heart and appreciate the seasons
in your everyday life with kokeshi.

3ヶ月の企画のすえに生まれました
人気女性イラストレーターのリアルな感性と、
伝統工芸士さんの技のコラボ

「花よこみ」は、れっきとした伝統の流れをくむこけし。
手がけたのはStarryでも人気な遠刈田系の「伝統工芸士」小笠原義雄工人と、杜の都仙台で活躍する
イラストレーター佐藤純子さん、パッケージデザイン佐藤悠さんのタッグチームです。

2014年の12月に仙台市の方からStarryの母体スタッフに連絡があり、仙台市の「伝統産業高付加価
値化支援事業」の1つとしてプロジェクトがはじまりました。

企画のコンセプトは「今までにない切り口」のこけしであること。そして、ほかの系統の伝統こけし
工人にも制作を広げられて、この工芸品をさらにたくさんの人に伝え・残すお手伝いになるアイディア
であること、でした。

実は「伝統工芸士」って国の認定資格。限られた方しか名乗れません。
そんな「国の宝」な小笠原さんの完成された品に、現代イラストを描いていいのだろうか。
おそるおそる企画を話すと、なんとも身軽に「それはおもしろいね」。

…Starryの「こけしイヤホンジャック」もおもしろがって、小さな品をきっちり制作してくださる小
笠原さん。伝統といいますが、その本質はみずみずしいんだなあ…と、また思った一瞬でした。

これが仙台のこけしスピリッツ 「創作」
だけれどやはり伝統のスタンダード

仙台市も含めたチームでディスカッションする中で形になったのが、「こよみ」をテーマにしたアイ
ディアでした。月々の草花をモチーフにした12本1組のこけしセットです。

というのも、伝統こけしはもともと草花を図柄のモチーフとしているから。「花こよみ」なら、親和
性の高い新スタンダードになると皆が直感しました。

一方で、若い女性に大人気の佐藤純子さんが感じる「草花」と、小笠原さんの伝統的なお顔の意匠が、
どう化学反応をおこすかはまったくの未知。
そこで、小笠原さんが描く数種の遠刈田系こけしのお顔から、鼻が丸く目の輪郭の下線がない、幼く
愛らしい表情とすることにしました。「花こよみ」はそんな、どこにもない本格コラボが素敵な限定
品なんです。

誕生月に贈るのにも
開く楽しさも演出するパッケージ

リリースは2015年3月7日に決定。地域発の老舗・藤崎百貨店「藤崎JAPAN WEEK『Made in
TOHOKU』」での発表と特別12組セットの予約販売にむけ、佐藤悠さんのパッケージングも試行錯誤
がおこなわれました。
ふつう、伝統こけしは紙に包むなどの簡素な包装ですが、「花こよみ」では売り場での美しさや、
品を選ぶときケースから出すときのワクワク感を意識した華やかなデザインです。

2015年5月からのStarryの単品販売では、新たに専用のパッケージングで登場です。
特別12組セットはすこしプレミアな価格ですが、1つずつなら気軽な価格でご紹介できそう。

自分の誕生記念に、それとも友だちや知人のお誕生月の記念に、ぜひとも身近に楽しんで
いただければチーム一同幸せです。

・・・そんな「花こよみ(2015年版)」ですが、こけしファン、
それとも今までこけしに興味のなかった人に、どのように受け取られるか楽しみです。
そして2016年版の制作へこの試みを続けていきたいと思います。

小笠原 義雄  こけし制作

小笠原 義雄

昭和27年より遠刈田で木地修行を始める。
遠刈田系こけしを代表する佐藤周治郎系列の工人・朝倉英次氏に師事。
昭和40年に仙台市太白区で独立し、現在までこけし、挽物、玩具を製作する。
全日本こけしコンクール内閣総理大臣賞受賞(第47回・第51回)。

Yoshio Ogasawara  Kokeshi creation

He began his woodturning training in 1952 in Togatta. He studied under
an artisan, Eiji Asakura of the Sato Shujiro family representing the
Togatta-derived kokeshi. He became independent in Taihaku-ku, Sendai
in 1965 and has produced kokeshi, turneries and toys until now. He
received the Prime Minister’s Prize at the National Kokeshi Contest
(the 47th and the 51st).

佐藤 純子  こけしデザイン(花こよみ)

佐藤 純子

福島県出身。フリーペーパー「月刊佐藤純子」を刊行するなど
クリエイターとして活動。(株)佐々木印刷所が製作する「マッチ箱マガジン」
(2013年度グッドデザイン賞)シリーズの白石編・松島編・仙台夜編を担当。
全国各地で個展を開催するなど精力的に活動中。

Junko Sato  Kokeshi design (Hana Koyomi part)

She is from Fukushima. She publishes a free paper "Monthly Sato Junko"
and works as a creator. She is in charge of Shiroishi, Matsushima and
Sendai night parts of "Matchbox magazine" (Good Design Award 2013)
series which © SASAKI PRINT produces. She holds her private exhibitions
in many parts of Japan and works actively.

佐藤 悠  花こよみ パッケージングデザイン

佐藤 悠

武蔵野美術大学卒業、せんだいスクールオブデザイン(東北大学・仙台市
協働事業)修了。
主に地域企業などのアートディレクション・グラフィックデザインを行う。
最近の仕事/第3回 国連防災世界会議 公式ロゴマーク・デザイン、同会議
パブリックフォーラム「東北防災・復興パビリオン」に制作チームとして
携わる。

Yu Sato  Hana Koyomi Packaging design

She graduated from Musashino Art University and completed the course
at the Sendai School of Design, that is a cooperative project between
Tohoku University and Sendai City.
She mainly does art direction and graphic design for local companies,
etc. Recent Works:
The official logo design of the Third UN World Conference on Disaster
Risk Reduction.
She was involved in the public forum of the same conference "Tohoku
Reconstruction & DRR Pavilion" as a member of the production team.

花こよみ2015月の草花ご紹介佐藤 純子

Hana Koyomi | 2015 | Introduction of the fiowers of each month | Junko Sato

MUTSUKI
睦月

松と南天 Pine and Nandina

どちらも冬の縁起物。庭で雪兎をつくったことを思い出します。
Both are good luck charms for winter. They make me recall that I used to make some snow rabbits in a garden.

KISARAGI
如月

椿 Camellia

散る寸前にそっとてのひらで受け止めて、胸元か髪に飾りたいくらい。
I wish I could catch it on my palm carefully just before it falls and put it on my breast or hair.

YAYOI
弥生

梅 Plum

ふわり、風にのってやさしいにおいが運ばれてくれば、春はもうすぐ。
When a tender smell is carried by a wind, spring comes soon.

UZUKI
卯月

桜 Cherry blossom

待ち遠しくてうずうず、電車に乗って旅をして、桜前線を迎えに行きたい。
I can’t wait. I’m impatient to travel on a train and go to meet the cherry blossom front.

SATUKI
皐月

藤  Wisteria

藤棚もよいですが、山藤が遠くに霞のようにふんわりとたなびくのも好きです。
The Wisteria trellis is wonderful. I'm also attracted to wisteria an a mountain trailing like a haze softly in the distance.

MINAZUKI
水無月

菖蒲 Iris

雨をまとって凛として、華やかに咲く様子を見ていると、背筋がしゃんと伸びる気がします。
Seeing them bloom gorgeously and dignifiedly in rain, I feel like my back is straightened up.

FUMIZUKI
文月

睡蓮 Water lily

池のほとりでうっとり眺めていると、身も心も浄化されるようで離れがたくなります。
When I gaze them dreamily by a pond, I begin to feel it is hard to leave there since my body and soul seem to be purified.

HAZUKI
葉月

朝顔 Morning glory

鉢植えで育てて、毎朝にこにこ顔たちと見つめあった夏休みを思い出します。
I remember bringing them up in a planter and staring at their smiling faces every morning during summer vacation.

NAGATSUKI
長月

秋桜 Cosmos

秋空の下そよそよと風にゆられるようすがすこしさびしくて、そしてとてもやさしい。
The appearance of cosmos waving in a breeze gently under the autumn sky is a little bit lonely but very sweet.

KANNAZUKI
神無月

萩 Bush clover

宮城県の花、仙台市の花。わぁっと滝のように咲きこぼれるのはとてもよい眺め。
The symbol flower of Miyagi Prefecture and Sendai City. It is a wonderful view that they bloom in profusion like a waterfall vigorously.

SIMOTSUKI
霜月

紅葉 Autumn leaves

見上げるのもよし、敷き詰められた秋色の絨毯の上をかさかさ、歩くのもよし。
It is good to look up at them, and it is good to walk over an autumn color carpet making a rustling noise as well.

SIWASU
師走

ポインセチア Poinsettia

雪と星と花、街中にわくわく感が溢れる季節。メリークリスマス!
Snow, stars and flowers. The season filled with joy and excitement all over the town. Merry Christmas!



創作こけし 花こよみ / ファーストシリーズ 商品一覧

1件の商品がございます。

【伝統こけし】「The Wonder 500」と「グッドデザイン賞」を受賞!日本の美しい四季を映し出す 創作こけし

【創作こけし】「花こよみ」四寸 約12cm 小笠原 義雄作【伝統工芸士】【佐藤純子】

販売価格(税込): 2,750

 こよみこけしシリーズ「2015年度グッドデザイン賞」と「The Wonder 500」認定



創作こけし「花こよみ」
「花こよみ」は東北、仙台の一年を象徴する季節の草花を
モチーフに絵付けをした、愛らしい創作12ヶ月こけしです。
季節のうつろいを花模様がうつくしく表現しています。

こけし制作は、伝統工芸士の小笠原義雄さん(遠刈田系こけし工人)。
デザインは、女性に人気のイラストレーターの佐藤純子さん。
お二人のコラボレーションがかない、パッケージングデザインをした
佐藤悠さんや他のいろいろな方の協力を得て完成したのがこの作品です。

佐藤純子さんのデザインをもとに小笠原工人が一体一体丁寧に
絵付けをしました。お顔は遠刈田系こけしそのもの。
シングルラインの目と丸い鼻が特徴の可愛らしいお顔です。

四季を彩る12種類の花の絵柄の中から、好きな絵柄を一つづつ選んでご購入頂けます。
こけし好きの方へ、誕生月のこけしをお贈りしても喜ばれそうですね。

【花こよみ 月の草花】----
1. 睦月 松と南天
2. 如月 椿
3. 弥生 梅
4. 卯月 桜
5. 皐月 藤
6. 水無月 菖蒲
7. 文月 睡蓮
8. 葉月 朝顔
9. 長月 秋桜
10. 神無月 萩
11. 霜月 紅葉
12. 師走 ポインセチア
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商品仕様表
材質 みずき材/つやなし
高さ 約12cm
頭部 約3.8cm
胴 約2.3cm
重さ 約38g
こけし制作 / 工人 小笠原義雄(小笠原こけし屋)
こけし(花こよみパート)デザイン 佐藤純子
パッケージングデザイン 佐藤悠
企画 仙台市/株式会社藤崎/株式会社Sunnyday

※商品はすべて手作りです。一つひとつに、色や形、表情など個性があり、写真と少し異なる場合がありますのでご了承ください。
※こけしは1体ずつの販売となります。

創作こけし「花こよみ」は、仙台市、藤崎百貨店、そしてSunnydayが企画し、「藤崎JAPAN WEEK 『Made in TOHOKU』」で2015年3月に発表されたセット商品を単品販売しております。

旅こよみ

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※パッケージについて※

ご注文の際、備考欄に「パッケージを希望しない」と記載いただいた場合は商品価格から100円引きにいたします。
後ほど差し引きました金額のご連絡と請求をさせていただきます。


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