詩画作家 森田MiW×楠橋紋織コラボブランド
MiWさんのちょっと不思議であったかな絵が
タオルやハンカチ、くらしのアイテムに映しだされます。
毎日をもっとオシャレにハッピーにしたい・・・しあわせの時間がゆっくり流れます。
Profile
「洒落」てて「優しく」って「深く」て「華のある」モノを。
森田MiW
詩画作家(illustrator)
大阪府生まれ。東京都在住。
大阪芸術大学工芸科陶芸専攻を卒業。
テキスタイル&人形作家を経て、
現在フリー・イラストレーターとして活動。
「ちいさなポケットハンカチ」シリーズ
たたむとボンとポケットに。使いやすいポケットサイズのハンカチ。飛び出す刺しゅうがポケットからちょこんと顔を出してアクセントに。大人シックな柔らかガーゼパイルです。
「バンザイイエティ」
ガガガガオオウ。
ガガガガオオウ。
雪山でイエティ様がドッシンドッシン踊る。
ガガガガオオウ。
ガガガガオオウ。
雪山のちょっぺんで
イエティ様がバアンザイ。
そりゃあそうでしょうよ。
この雪景色がとんでもなく
素晴らしい地球なんだもの。
「ダラリグマ」
或る日の或の森の
大きな樹の上でのこと。
その灰色のクマは
ドウンドウンと枝を登り、
樹のてっぺんまで来るやいなや
ダラリと手足を弛ませて
そのままジィィと
動かなくなりました。
なんでも小鳥たちの噂では
どうやらクマは
失恋しちゃったんですってよ。
ほんとうでしょうか。
ほんとうかなあ。
「トオボエオオカミ」
岩がゴロゴロ転がるあの平原。
三匹の兄弟仔豚たちは家路を急いでおりました。
ここいらで一番大きな岩の上。
独りぼっちのオオカミが
クッチマウン
クッチマウゾ
と脅しているようでしたから。
岩がゴロゴロ転がるあの平原。
独りぼっちのオオカミは
今日も誰かに呼びかけておりました。ここいらで一番大きな岩の上。
ココニイルゾ
ココニイルゾとね。
時々寂しそうな
溜め息をつきながら。
ある夕暮れ時のあの平原でのこと。
「ガーゼハンカチ」シリーズ
ふと気がつくとゆっくりとした世界がひろがります。不思議な花にちいさな生き物たち。
ワンポイント刺しゅうが抱きしめたいくらい、いとおしい。ふわりと軽い3重ガーゼです。
「花とアリンコ」
ワタシの足下の小さくて
可愛い花。
アリンコの頭上の大きくて
大胆な花。
花たちの足下の
小さくてくすぐったいアリンコ。
花たちの頭上の
大きくてじっと見つめるワタシ。
ワタシたちがまた全員
ココで揃える時は来るんだろか。
「花とクマンバチ」
あちらの花へブブブ。
こちらの花ヘブブブ。
羽のあるコロコロちいさなクマの仔は
きっと相当なグルメに違いありません。
朝からね、美味しいものばっか
探してねえ。ブブブ。
「花とマイマイ」
ゆうっくり。あの花へ。
ゆうっくり。その花へ。
この季節が終わるまで
アナタはいくつ花々を
旅することが出来るでしょう。
ゆうっくり。
まだまだ花たちは
美しくそこに。
「モコモコガーゼハンカチ」シリーズ
モコモコパイルに刺しゅうがポイント。2通りの風合いを楽しめるガーゼ・パイル織りです。
あなたはどの子と目が合いましたか。
「草原ウサギ」
あのたくさん花の咲く草原は
今もあるのでしょうか。
ピョオンピョオンと
長い耳をなびかせて
跳ねまわっていた
ウサギのいる美しい草原。
またアナタと花の冠を
つくりたいのです。
「街角ネコ」
ねえねえねえ。
そう呼び止めると
振り向いたその子。
シッポをグッと強気に立てて
街路樹を鋭い爪でひとガリリ
これからあの家に帰るのね。
あったかいゴハンもらって
ナニゴトもなかったように
眠るんでしょう?
朝の街角にて。
「雪山ライチョウ」
すっかり雪と
氷ばかしになったあの山には
その景色とおんなじ色の
まるまる太ったライチョウが
ぽってりぼってり
暮らしておりました。
苦手なモノは、
実はねカミナリなんだそう。
ここだけの秘密です。