【STARRYペットアドバイザー 加藤ゆかり先生コラム】2019.11.13

「寒さ対策」について

蔵王の麓は紅葉真っただ中。
仙台市内も銀杏並木が黄色く色づいて、秋もそろそろ終わりに近づいてきましたね。
朝晩もぐっと冷え込み、暖房が手放せない季節となりました。
今回は、これからの季節の「寒さ対策」についてお伝えします。

《犬は寒さに強い?》

昔から、犬は寒さに強いとか雪が好きだとか言われてきました。
今まで共に暮らしてきた犬たちも類にもれず、雪は大好きですし、寒くてもお散歩は欠かさず、でした。
が、みな寒さに強いのでしょうか?

現在の犬たちはそのほとんどが室内飼養されています。
暑い夏は冷房、寒い冬は暖房、という風に年間を通して自然界のような大きな温度差がないところで大半の時間を過ごしています。
そのせいか「うちの子は寒いのが苦手なんです。」という話をよく聞きます。

でも、本当に「寒いのが苦手」なのでしょうか?

南方が原産の犬は寒さが苦手でしょうし、北方の犬は暑さが苦手だったりしますので、一概には決められないかも?
もしかしたら、『内外の温度差が苦手』なのでは?
寒さに強い/苦手、は少々わかりにくいので、そのような角度からケアを考えてみましょう。



《温度差の負担》

みなさんは「ヒートショック」という言葉を聞いたことがありますか?
急な温度差によって体に起こる悪影響のことで、動脈硬化などが進みやすい持病のある人は、温度差による急激な血圧の変化にさらされて、心筋梗塞や脳梗塞、不整脈の危険性などを発症するというものです。
これを防ぐために、廊下やトイレ、バスルームなどにも暖房器具を置いている家庭も増えて来ているようです。
持病がなくても、リビングから廊下に出た時など「さむっ」て感じますよね。

これは犬も同じです。
体温調節がうまく出来ないパピー、循環器の疾患のある子、関節疾患のある子、シニア、などもやはり負担が掛かるのです。
でも、だからといって家中全て同じ温度、では今度は外との温度差も大きくなりますので、まるでグラデーションのように温度差を少しずつにする方が人にも犬にも優しかもしれません。

そして、お散歩などで外へ出る際には、いきなり外、ではなく、以下のようにしてはいかがでしょう?
1.リビング:プレイズタッチの「おはよう」のルーティン
2.廊下:1~2分歩く
3.玄関:「おすわり⇒立って」を3回程度
4.外:お散歩へ

これは一例ですが、ウォーミングアップをすることで身体だけでなく心のモチベーションアップにも繋がりますよ。
大雪などで外へ出られない時などでも、廊下でこのようなウォーミングアップをしたり、トリックのトレーニングするだけでもリフレッシュになります。

お散歩時間も冷え込む早朝や深夜などは避けるということも忘れずに。

そして、お洋服を着せることも有効です。被毛の少ない子などは特に、寒さだけでなく冬の埃などから守ってくれますよ。
但し、お散歩時などに着用する場合には、ベストのように袖がないものや立体裁断・縫製しているものなど関節の動きを妨げない形状のものをおすすめします。





《中から温める》

さて、上記のようなことである程度対策は取れますが、そもそも身体が冷え切っていては代謝も悪くなりますし、免疫力も落ちてしまいますよね。
もう一つ大事なこと、それは体内から温める、ということです。これはやはり「食べること」ですね。
ラム肉や鶏肉*など熱性の食材はとても有効です。生姜やニンニクなどもいいですね。
良質の植物オイルを適量摂ることも大事ですよ。

手作り食で人気の馬肉は身体を冷やしますので冬場は注意しましょう。きゅうりやなすなどの夏野菜も冷性です。
我が家のアラナ、夏場毎日食べているキュウリですが、9月半ばを境にピタッと食べておりません(笑)
これは本来の動物の持つ力なのだと思いますが、現代の犬たちのほとんどは、一年中加工食品なので、そのような能力は忘れているようです。
だからこそ、私たちが彼らに最適なものを選ぶという責任がありますね。
ドライフード利用であれば、主要たんぱく質で選ぶのも良いでしょう。
トッピングをするならば、ヘルマンのシリーズはローテーションも出来て使いやすいですよ。

与える際の注意点としては、冷蔵庫から出したての冷たいものは避けましょう。
体内温度と差がありすぎるのは消化器に負担が掛かります。
これは水などもですね。常温で十分ですが、例えば冷蔵庫保存しているミルクなどは、少量のお湯を加えることで負担が少なくなりますよ。

そして水分!
寒くなるので水を飲まない子が増えますが、水分の不足は、皮膚被毛の乾燥、代謝の低下、血液/体液循環の低下、泌尿器系への負担、便秘、などなどトラブルの元になります。
新鮮な水を飲める工夫と、食事から水分を摂る工夫をしましょう。ここは夏のケアと同じですね。
室内でも熱中症は発症しますので要注意ですよ。

*ラムや鶏肉:いろいろなものに反応しやすい・興奮状態になりやすいといったエネルギーレベルの高い犬の場合は過剰に与えないように注意しましょう。




《その他の注意》

車でお出掛けする方は、エンジンを切った車内の冷えや、カーエアコンによる乾燥に注意しましょう。
室内の暖房器具による火傷に注意しましょう。
反射型ストーブはダイレクトに焼けてしまいますし、ホットカーペットは低温やけどの恐れもあるので要注意です。
また電化製品も多く使う季節、コードを齧って感電ということのないようにしましょう。
そして、インフルエンザなど感染症が蔓延する時期、私たち人間も健康管理に気をつけて、お互いに楽しく過ごしましょう。



加藤ゆかり先生は、パートナーであるオーストラリアン・シェパードの女の子Alana(5歳)と共に
セミナーやイベントなどで活躍中。
★詳しいご紹介はこちらからご確認いただけます!

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