【STARRYペットアドバイザー 加藤ゆかり先生コラム】2020.6.16

「パピーのケア」について

この数カ月で私たちを取り巻く環境が大きく変化しましたが、
みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか?

実は昨今、犬や猫の販売数が増えているのだそうです。
純粋に、「ずっと迎えようと思っていた。」のであればよいのですが、中には「時間があるから犬猫でも飼うか。」な方もいるとか・・・。
なんだか複雑な思いですが、この出会いをきっかけに犬と暮らすことの素晴らしさを知っていただけたらと思います。

というわけで、今回はパピーのケアについてお伝えしたいと思います。

《パピーっていくつまで?》

通常は6ヶ月ごろまでといわれていますが、2歳ぐらいまでは心身ともに成長期であるので、
それくらいまではパピーという感覚を持って接した方がよいと言われています。
私個人はある理由から、3歳まではパピーと思って接している方が、お互いにストレスにならないのではないかと考えています。
犬種(大きさ)によってもまちまちなので、一般的にというよりは、「うちの子」をよくみて接するのがよいのではないでしょうか。



《食事について》

成長期〜体を作る時期〜ですので、必要な栄養をしっかり吸収出来る食事選びをしましょう。
パピー期に太るということはありませんので、成長に応じて下痢や軟便にならないように注意しながら、充分な量を与えてください。
栄養が充分でないと食糞や誤食の原因にもなります。
市販フードを与える方が多いと思いますので、パピー用と表示されたものを選ぶのが望ましいです。
またおやつ類については成長期に与えることはフードを食べないなどのお悩みに繋がりやすいので、控えた方が良いですね。
トレーニングなどでトリーツとして使う場合は、おやつではなくフード(普段食べているものと同じでも別でも)をおススメします。
数種を食べていることで不耐症なども起きにくくなると言われています。



《体の変化》

・小型犬~小さめの中型犬: 1歳ごろまでに著しく成長する
・大きめの中型犬~大型犬: 1歳ごろまで著しく成長、2歳ぐらいまで続く
・メスは生後6ヶ月ほどで最初の発情を迎える ⇒避妊手術を考える時期
・オスは生後6ヶ月ほどからマーキングを始める ⇒去勢手術を考える時期

このあたりも一律というわけではなく、個体差があります。
また避妊去勢手術についてはメリットデメリットがありますので、考えているのであれば獣医師によく相談されることをおすすめします。

また、成長期であるということは、自分の身体がどれくらいかを理解していません。
通常であれば兄妹同士一緒にいることで、今の自分の大きさや力加減など知ることが出来ますが、大抵は生後2か月ほどで離されてしまいますので、知るすべがありません。

この「自分の身体の大きさを知らない」ということは、飛びつきや引っ張りなどの原因や、恐怖心の増大にも繋がっていきますので、大きさを教える必要性が出てきます。

では、どうやって教えればよいのでしょう?

それはタッチケアです。特に「プレイズタッチ」は日常的に犬にとってよい触れ方をすることで、母犬や兄妹とのソーシャルグルーミングの代わりともなりますので、心身の成長には不可欠のケアなのです。
是非パピーのうちから「触れるコミュニケーション」を取り入れていただきたいと思います。





《社会化とは?》

パピーといえば社会化、そう思われている方は多いでしょう。
では社会化とは何でしょう?

恐らく、何かに馴らす、と思われている方が多いのではないでしょうか?

実は社会化とは、犬に、「初めてのことだったけれど、いいものだった。」という経験をさせることです。
(「犬を社会化する」ポスター:paws4u.com,doggydrawings.net,markandrewards.comより)

例えば、犬がたくさんいるドッグランや幼稚園などのスペースに、パピーを入れる・他の犬と遊ばせる、ということではなく、そういった他の犬たちがいる状態から離れた場所でトリーツを食べさせながら、ただ見ている。
そうすることで他の犬への恐怖や遊びからの興奮にならないようにすることが出来ます。
様々な格好をした人や乗り物、動物などについても同じです。

この認識を誤ると、恐怖を感じやすい、興奮しやすい状態になりやすくなり、私たちがして欲しくない吠えや噛みにつながる可能性も高くなってしまうのです。

まだまだ誤解をされている社会化。
犬たちが安心して人の中で暮らせるように正しく理解していきましょうね。



《パピー期には許されても・・・》

パピーが全速力で走って来て飛びつくのは嬉しい!
ハグするように立ち上がってくるのは可愛い♡
そう思う方は少なくありません。

でも・・・成犬になってそれをされたら?
問題だ、直さなければ、
と思う方も少なくありません。

では犬にとってはどうでしょうか?

パピーの時には人が喜んでくれたのに、成犬になって同じことをしたら叱られる・・・。
なんか理不尽ですよね。

なので、パピーを育てる時には、成犬時にどうなって欲しいのかも想定して育てる必要があります。
飛びつくのではなく、四足がしっかり地面に着いているのが正解、というように。
この、四足が地面に着いている、は心が落ち着くことや怪我をしにくいことにも繋がっていきます。

もう気づかれましたね?

犬たちの「して欲しくない行動」を生んでいるのは、私たちの行動や考えであるということを。
けして、犬が悪いわけではないのです。
彼らは犬として普通のことをしているだけであり、してはいけないことを犬の方法で教えてもらっていないだけなのです。


《私たちに出来ること》

今や犬の寿命は15歳前後。長く共に暮らす動物です。
その間お互いにハッピーでいるためには、犬という動物にとって、安心で安全な環境を提供し、私たちと関わることが楽しいと思ってもらえることもまた提供し続けることなのではないでしょうか。

成長期に十分に栄養を与える、身体に負担なく運動をする、健康維持のための獣医療を提供する、様々な環境が自分にとって有害ではないと理解してもらう、人と関わる遊びをたくさんする、などなど。

そのために、私たちは正しい情報を得て実践し、必要であればプロの指導を受ける、ということが必要だと思っています。
犬をしつける、のではなく。

今まさに絶賛育犬中という方、大変なこともありますが、過ぎてしまえば笑える思い出。
是非楽しんで犬育てしてくださいね。



加藤ゆかり先生は、パートナーであるオーストラリアン・シェパードの女の子Alana(5歳)と共に
セミナーやイベントなどで活躍中。
★詳しいご紹介はこちらからご確認いただけます!

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