【STARRYペットアドバイザー 加藤ゆかり先生コラム】2022.6.1

「犬のストレスとストレスサインについて」

みなさま、こんにちは。 今回は犬のストレスとストレスサインについてお伝えしますね。

《そもそもストレスとは》

ストレスというのは、心身になにか負荷が掛かった際に、平常に戻そうとする防御反応のことで、その要因のことを「ストレッサー」、反応を「ストレス反応」といいます。
ストレッサーになるものには大きく分けて、

● 物理的ストレッサー(暑さや寒さ、騒音や混雑など)
● 化学的ストレッサー(公害物質、薬物、酸素欠乏・過剰、一酸化炭素など)
● 心理・社会的ストレッサー(人間関係や仕事上の問題、家庭の問題など)

の3つがあります。
普段私たちが「ストレス」と言っているものの多くは、この「心理・社会的ストレッサー」のことを指しています。

そして過度なストレスまたはその状態が続くことで、消化器系トラブル(下痢嘔吐など)、免疫系トラブル(アレルギーなど)や行動面への影響⁽攻撃行動⁾などが起きやすくなるといわれています。



《犬のストレス》

何がストレスになるか、については個体差がありますので、これだけ、ということは言えません。
例えばブラッシングが好きな子/そうでない子、お出かけが好きな子/そうでない子、など。
日常生活のありとあらゆるものがストレッサーとなり得るので、ご自身のパートナーについてよく観察し理解することが大事です。




《ストレスサイン》

言語を持たない犬たちは様々な方法でコミュニケーションをとっており、その一つが視覚のコミュニケーション、ボディランゲージです。
見た目でわかる方法ですので、私たちもこれを知ることで犬たちの状態を知ることが出来るのです。
しかしながらまだまだ知られていないのが現状・・・今回は初期にみられるストレスサインを紹介しましょう。

● あくび(のように大きく口を開ける)
● 唇や鼻をペロッと舐める
● 視線をそらす、顔をそむける、体をそむける
● 瞬きをする
● 目を細める
● 白目が見える(クジラ目)
● 耳が後ろに倒れる
● 耳が横に倒れる
● ゆっくりとした動き
● においを嗅ぐ

などなど。
一見するとストレスと気づきにくいものもあるため、放置されてしまう=犬の苦痛を取り除けない状態となり、さらにストレスレベルが上がり疾患やしてほしくない行動へとつながってしまいます。


上記のようなサインが見られた場合には、原因となっているものを取り除く、遠ざけるなどしてリラックスができる環境を作りましょう。





加藤ゆかり先生は、パートナーであるオーストラリアン・シェパードの女の子Alana(7歳)と共に
セミナーやイベントなどで活躍中。
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