【STARRYペットアドバイザー 加藤ゆかり先生コラム】2022.12.20

「部位別のボディランゲージについて」

今年もあと2週間ほど。一年てほんとうにあっという間ですね。
年の瀬ということでせわしいことと思いますが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか?
さて今回は部位別のボディランゲージについてお伝えしますね。

《そもそも犬のボディランゲージとは?》

一時期犬語といわれたように、犬同士のコミュニケーション方法です。
目(視覚)で見てすぐわかる体の形、それによって相手に自分の状態を知らせているのです。
以前お伝えしたストレスサインもこのボディランゲージの一部です。
吠えや鳴きが何を訴えているのかわかりにくくても、ボディランゲージなら私たちも理解しやすく、犬たちとのコミュニケーションもとりやすくなるでしょう。
今回は一部ですが是非理解していただけたらと思います。



《耳》

耳は犬種・個体によって形が違いますが、その動きによって感情も表現しています。
・前の方に向いている:警戒モード。
・後方に倒れている:恐怖モード。



《目》

・ホエールアイ(白目が見えている状態):ストレスモード。
・瞬き、目を細める:ストレスモード。


《口元》

・口元を舐める:ストレスモード。
・緩んでいる:リラックスモード。



《尾》

・ゆったり振る:友好的。
・ピンと立てる:警戒モード。
・ピンと立てて小刻みに振る:緊張、警告モード。
・激しく振る:興奮モード→嬉しい時だけではなく攻撃モードになることがある。吠えている時は要注意。



《体全体》

・ゆっくりとした動き:警戒、ストレスモード。
・円を描くように近づく:友好的、争いを避ける。
・体をブルブルッと震わせる:緊張を解く。



以上、代表的なののみ紹介しましたが、実はまだまだたくさんあります。
これらのボディランゲージを読み取っていくと、パートナーの状態もわかりやすくなります。
またこちら側が使うことで伝えやすくなることもあります。
是非是非興味を持っていただけたら嬉しいです。





加藤ゆかり先生は、パートナーであるオーストラリアン・シェパードの女の子Alana(アラナ)と共に
セミナーやイベントなどで活躍中。
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