【STARRYペットアドバイザー 加藤ゆかり先生コラム】2023.1.23

「おもちゃの選び方」

2023年、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまとパートナーにとりまして良き年となりますように。

さて今回はおもちゃの選び方についてお伝えしますね。

《犬にとってのおもちゃとは》

犬を迎えると私たちは当たり前のようにおもちゃを購入しますが、さてそれはどうしてでしょうか?
みなさんは何のためにそれを選んでいるのでしょうか?
また、それを喜んでくれているでしょうか?
中には全く興味を示さない子も・・・それはなぜでしょう?

と、なぜなぜなぜと考えたらきりがないのですが、犬にとってのおもちゃとは、そもそもの能力を使うためのもの、と捉えてみたらどうでしょう?
獲物を追いかける=ボールやフリスビーなどが代表的ですね。
ガジガジするものであれば、口を動かすことでそこのエネルギー消費=吠えや噛みの軽減に繋がるとも言われています。

このように、犬が求めているもの・ことを満足されるようなものがまずは望ましいかなと思います。


《選び方》

犬種特性やその子の特性・興味など犬が気に入るかどうか、はもちろんですが、私自身が選ぶ際は安全性を第一に考えています。

●素材自体が安全かどうか
咥えるものですので有害なものが含まれているのは避けたいですね。

●大きさは適切か
キャッチした瞬間に飲み込んでしまう恐れのある大きさのボールなど。
例) LIKERの7cmサイズは一般的に好まれやすい大きさですが、実は小型犬用なので中大型犬は飲み込む恐れがあり使用禁止となっています。

●清潔に保てるものか
使っていれば汚れますので、水洗い出来るかどうか重要です。

●耐久性はどうか?
すぐに壊れてしまうようなものは誤飲誤食の恐れもありますしコスパも悪いですね。

以上を考慮し、自身の犬が好きなもの得意なものを選ぶのがほとんどですが、時には今までにないものを選ぶという冒険もします。遊んでくれなかったもの、結構ありますよ(笑)



《遊び方》

初めてのものであればまず紹介をして犬の反応をみます。
すぐに遊んでくれない場合は無理強いせず、自分自身が遊ぶ姿を見せるなどして興味を持ってもらうようにしています。
気に入ってくれた場合でも長時間遊ばせる、与えっぱなしにする、ということはせずに、おしまいと言って片付けます。

犬自身切り替え出来ますし、与えっぱなしによる破損も防ぐことが出来ますね。
それといつも同じ系統のものばかりよりもバリエーションがある方が脳トレにもなりますよ。

我が家のアラナは私と遊ぶもの(PULLERやボールなど)は自分だけで遊ぶことはしないので、置きっぱなしでも見向きもしません(笑)
彼女の中で「人と遊ぶもの」と認識しているからでしょう。
そして破壊もしないので、パピーの頃のおもちゃが8年後の今も顕在です。

実はこれらのことは遊びの中から彼女が解釈したこと。つまり私たちがどう対応するかで犬の行動も変わるのですよね。


《知育トイについて》

ここ数年は知育トイを取り入れる方も増えてきましたね。
でも、使ってくれない子も多いようで・・・。
やはりこれも犬種特性だけでなくその子の特性や興味を理解する必要があるのではないでしょうか?

ですので最初はキッチンペーパーの芯や紙製の卵パックなど手軽に取り入れられるようなものをフードパズルとして与え、徐々に市販のものも取り入れるのが良いかと思います。

私自身も知育トイ系はかなりの数がありまして、それでも実際使うのは数種だったりします(苦笑)。


おもちゃがみなさまとパートナーのコミュニケーションを円滑にしてくれますように。




《STARRYおすすめ ペット用おもちゃ》

PULLER (プラー)とLIKER(ライカ)
『ペット用知育トイ』Nina Ottosson / ニーナ・オットソン


加藤ゆかり先生は、パートナーであるオーストラリアン・シェパードの女の子Alana(アラナ)と共にセミナーやイベントなどで活躍中。
★詳しいご紹介はこちらからご確認いただけます!

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