【STARRYペットアドバイザー 加藤ゆかり先生コラム】2023.12.28

「犬のブラッシング、コーミング」について

みなさまこんにちは。早いもので2023年も終わりですね。
この一年、パートナーとたくさんの思い出があったことと思います。
私は10年ぶりくらい?に各所の体調不調で病院三昧でしたが、アラナがいてくれたことで、寝込むこと出来ず病気に負けない日々を過ごすことが出来ました。
犬の力ってすごいですね。

さて今回は、ブラッシングやコーミングについてお伝えしますね。

《どのくらいの頻度でした方が良いのか》

毛が絡まることや血行促進を考えれば毎日~数日に一度、が望ましいかと思います。
但し個体差があることと、道具自体が皮膚被毛に負担をかけないことが大事ですね。
抜け毛がたくさんとれる、というタイプのものは力を入れすぎると皮膚を傷つけてしまい、皮膚炎になる恐れがありますので要注意です。
また、犬が嫌がる場合なども無理に行うと信頼関係が壊れてしまう可能性があるります。
実際には、うちの子に合った道具と頻度、が良いでしょう。
わからない場合は動物病院やトリマーさんに相談するといいですね。


《毛玉が出来やすい場所は?》

毛玉は中毛~長毛の子で、耳の後ろ、脇の下、後肢の付け根などが多いかと思います。
特に耳の後ろは出来やすいので、コームなどでまめにほぐしておくといいですね。
脇の下や後肢の付け根はお洋服で擦れて出来ることもありますので、注意してみてくださいね。





《毛玉を放置するとどうなる》

毛玉になることで引っ張られるので、痛みが生じることがあるでしょう。
そうなると気になって頻繁に掻くなどが起こる可能性があります。
また通気性が悪くなりますので、蒸れて皮膚炎になる可能性も。
大きくなってしまうとお家で処理が難しくなりますし、プロにお願いしても、ほぐすときに引っ張られて痛みが生じ、お手入れが嫌いになることも考えられます。
日々のお手入れを怠らず、出来ないようにするのがよいですね。

この時期は特に乾して静電気が起きやすいので、ブラッシング用のトリートメントなどを用いてブラッシングやコーミングをするといいかと思います。
年末でサロン行く方も多いでしょう。その状態を出来るだけ維持していきましょうね。





最後に・・・
今年も読んでくださりありがとうございました。
来年も有益な情報をと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えくださいね。


加藤ゆかり先生は、パートナーであるオーストラリアン・シェパードの女の子Alana(アラナ)と共にセミナーやイベントなどで活躍中。
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