【STARRYペットアドバイザー 加藤ゆかり先生コラム】2024.3.27
「中型犬、大型犬を初めてお迎えするにあたり」
こんにちは。こちら宮城は梅の花が咲き、春めいた陽気が続いています。
この季節、新しいパートナーを迎える方も多いことと思いますが
今回は大きめの犬を迎える際の注意点ついてです。
中型~大型犬というと、動きがダイナミック、躍動的、頼もしい、などの印象がありますね。
我が家のアラナも中型、体重は22kg。
身長が156cmの私がお世話するにはギリギリの大きさなんですが、存在感や見た目のかわいさ(笑)
共に仕事をするパートナーとして最適!と思い迎えました。
そんなアラナと先代犬Hana&Salsaから教えてもらったことを少しですがお伝えしますね。
《小型犬のように軽く抱き上げられないからこそ、気をつけておくべきことは?》
元気な時に抱き上げることはほぼないでしょうが
動物病院での受診時や病気の介護などで、抱き上げることもあるでしょう。
まずは自身がどれくらいの子であれば抱き上げられるかを目安に考えるといいでしょう。
犬にとって苦手なものや危険なもの/状態から遠ざけるために、抱き上げることは厳しいので
トレーニングとして、対象物から離れることやその際に自身に注意を向けてくれるようにしておくとよいでしょう。
その際に犬が走ることで人が引っ張られる、転倒するなども起こりやすくなりますので、犬だけが先に行かないようにトレーニングすることも併せて行いましょう。
《散歩の時間はどのくらい必要か》
犬種によって必要な運動量は様々ですが、平均的には30~60分を1日2回といったところでしょう。
日常は近所を歩く、で良いと思いますが、時々ドッグランで遊ぶ、これからの季節であれば海や山など自然の中で遊ぶのもおすすめです。
悪天候の日は室内で出来る遊びや運動(フィットネスなど)もおすすめです。
運動が好きな犬種も多いので、様々なドッグスポーツに挑戦するのもいいですね。
ただし大きい子は関節に負担も掛かりやすいので、過剰な運動は避けるようにしましょう。
《おもちゃの選び方》
犬種問わず好き嫌いがあると思います。
まずはその子がどんなものに興味を示すのか、が大事になってきますが、ボールなどはうっかり飲み込んでしまう恐れがありますので、大きさに注意をしましょう。
例えばPULLERは大きさが合っていないと歯と歯が当たったり、引っ張りっこでちぎれたりということが起こりかねません。
魔法のボールと言われているLIKERのスタンダードサイズ(直径7cm)はテニスボールほどの大きさですが、小型犬用となっており、中大型犬に使用不可となっております。(適応サイズは直径9cm)
犬の口は縦に大きく開きますので、イメージだけで選んでしまうと思わぬ事故に繋がりますので注意しましょう。
小型犬では味わえない魅力満載の大きな子たちについて新たな発見がありましたら嬉しいです。
※各種トレーニングについてはプロにご相談ください。