【STARRYペットアドバイザー 加藤ゆかり先生コラム】2024.10.22

「手作りごはん」について

みなさまこんにちは。 ようやく秋らしくなってきましたね。
今年は猛暑の影響で、牡蠣もずいぶんと出荷が遅れているようです。
宮城の名産である牡蠣、実は我が家のアラナも大好物!
今回はそんな食べ物のお話、手作りごはんについてです。

《手作りのメリット》

1.安心安全新鮮な食材
自分で調達するので明確

2.個体によって調節が出来る
例えば年齢や体質など、素材や全体の量を変えることで
個体に合わせることが出来る

3.アレルギーなどにも対応出来る
食物アレルギーなどがある場合、アレルゲンを使わないなど確実に対応が出来る

しかしながらデメリットも。
1.材料費が掛かる
特に野菜などは高騰することがある

2.調理の手間が掛かる
加熱調理の場合は特に

3.長期保存が不可
生のものは腐敗しやすい
加熱したものも冷蔵や冷凍保存必須

ですので、個々の生活スタイルによっても取り入れ方は様々かと思います。




《秋が旬のおすすめ食材》

1.肉類(旬ではないがおすすめのもの)
ラム:脂質の代謝を助けるビタミンB群、特にビタミンB12が多く含まれている。脂肪燃焼作用のあるカルニチンも含まれている。
鶏:低カロリーでビタミンAがほかの肉類より3~10倍多く含まれ、代謝を助けるビタミンB6も豊富に含まれている。

2.魚類
鮭:EPA/DHA、アスタキサンチン、ビタミンDが豊富に含まれている。
秋刀魚:EPA/DHA、タンパク質、カルシウム、ビタミンAが豊富に含まれている。
鰹:全体の1/4がタンパク質、血合い部分はビタミンB12、ナイアシン、鉄、タウリンが豊富に含まれている。

3.キノコ類
ビタミンB群やミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれている。

4.野菜類
大根:ビタミンB群やビタミンC、カリウム、食物繊維を豊富。
かぶ:デンプンの消化を助ける消化酵素のアミラーゼやビタミンCなどを含んでいる。
レンコン:ビタミンCの含有量が多く食物繊維が豊富。
青梗菜:β-カロテンやビタミンC、食物繊維を多く含む。

上記はほんの一部ですので、これらばかり使うことはおすすめしません。
他の食材と合わせてバランス良く取り入れるようにしましょう。




これから取り入れるという方は、まずは簡単なものから、食材も少なく始めるのがおすすめです。
パートナーの食べっぷりや体調などを確認して負担のないようにしましょう。
専門家に訊くことも大事ですね。

冬に備えての身体を作る季節、手作りごはんがパートナーの健康に役立ちますように。




加藤ゆかり先生は、パートナーであるオーストラリアン・シェパードの女の子Alana(アラナ)と共にセミナーやイベントなどで活躍中。
★詳しいご紹介はこちらからご確認いただけます!



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