【STARRYペットアドバイザー 加藤ゆかり先生コラム】2018.12.10

寒さ対策について

自身の経験から、「人と犬との心・体・行動のホリスティックケア」を中心に、
犬とのよりよい関係作りをサポートする加藤ゆかり先生。
第一回目は、寒さが一段と厳しくなるこの季節の寒さ対策についてご紹介して頂きました。
1.朝起きた時やお散歩の前に

寝起きは頭も体も半分寝ている状態。寒い時は特にベッドから出るのを渋ってしまいますね。
また運動をする前、準備運動をしないで…というのは非常に危険ですよね。
これは犬も同じです。このような状態で活動することは気分も乗らなければ体の動きも悪くなり、
怪我もしやすくなります。

このような時にプレイズタッチやマッサージなどを施すことで、血流を良くして頭も活動モードにしてくれます。
また、大好きな家族の優しい手はパートナーにとって一番のギフト。
信頼関係を築き深めるのにも非常に役に立ちます。
心と体をリフレッシュする「おはようのプレイズタッチ」や、元気アップのツボである
「腎兪(背中の真ん中より少し腰より)」や「湧泉(大きい肉球の底部)」を優しくマッサージするのがおすすめです。





2.食事

寒さに対応するために食欲旺盛になる子が多くなります。
しっかり食べて適度な運動をすれば問題はないのですが、引きこもりがちになると
“脂肪増量”の危険性があるので注意しましょう。

また、犬という動物は香りで食べるので、温めた食器にフードを入れる、食事そのものを人肌程度に
温めるなどしてパートナーがおいしく食べられる工夫をしてみましょう。
ターキーやトナカイなどを使った季節限定メニューなども日々のメニューに加えてみてはいかがでしょうか。
※食欲がない時は疾患の可能性もありますので、その場合は獣医師に相談してください。





3.日常

犬種や年齢によってはお洋服を着せることも有効です。
その際、袖のあるタイプは肩や肘の動きを妨げることがあるので注意してくださいね。
お湯を張ったたらいに四肢をつける足湯や使い捨てカイロを手ぬぐいなどで包み、
背中の真ん中から腰に掛けて当てる簡易ホットパック、お持ちの方はビワの葉温灸…などは、
体の芯からぽかぽか温めてくれます。
乾燥する季節は肉球もダメージを受けやすいので、クリームなどで保湿・保護してあげましょう。



加藤ゆかり先生は、パートナーであるオーストラリアン・シェパードの女の子Alana(アラナ)と共に
セミナーやイベントなどで活躍中。
★詳しいご紹介はこちらからご確認いただけます!

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