【STARRYペットシッターコラム】2019.1.9

ペットシッターの渡部暢子の日々のつれづれ vol.2
「個性豊かな猫ちゃん達との出会い」

年末年始の繁忙も少し落ち着き、今パソコンにむかっています。
本年もよろしくお願いいたします。
今回は主に猫ちゃんについてお話ししたいと思います。

実はペットシッターのご依頼の多くが猫ちゃんなのです。
約8割くらいでしょうか。正確に調べた訳ではないですが、
他のペットシッターさんからも猫ちゃんが多いと聞きます。

理由は、多頭飼いが多かったり、人見知りがひどくホテルに預けられない、
ホテルに預けたら一晩中泣き続けて声がガラガラになったとか、
人がいなくても家の中であれば落ち着いている等、様々あります。
(ホテルがダメ!ってことではありません。その子には何が合っているか、という事です。)





本当にいろんな性格の猫ちゃんがいますね。まったくあきません!

人懐っこい子、家族以外は絶対NGの子、スリスリくるけど撫でられるのは嫌いな子、
男性が苦手な子、一緒に住んでいる仲間を必死で守ろうとする子、
今回は「こーきたかー!」と毎回新鮮です。

前回もお話ししましたが、ご依頼前の打合せでどんな性格なのかを念入りに伺いっています・・・・が、
当日まったく違うことが起きる事があります。
打合せが無駄な訳ではないですよ、念の為。


例えば、「うちの子は怖がりなので、絶対に出てきません。」という猫ちゃん。

実際打合せ当日も出てきませんでした。お部屋の隅っこで、必死に気配をけしています。
お世話のプランもごはん、お水交換、トイレ掃除の超シンプルプランで計画していました。
そんな猫ちゃん、当日ご自宅に伺うと、ひょっこり出てきたりします。
「ひょっこりはん」みたいな時もあれば、堂々と鳴きながらスリスリくることも。
寂しさや空腹からなのでしょうか。ホントのところは本人に聞いてみないとわかりませんが・・・。
飼い主様に報告すると本当にビックリされます。

人懐っこい子が出てこないパターンはあまりないのですが、飼い主様がいる時は
安心してすり寄って来ていたのに、シッティング当日になるとはじめは警戒し、
なかなか近くに寄ってこないことも稀にあります。





多頭飼いの場合、前に出てきて積極的に私が何者かを確かめに来る子と、
奥の方で安全を確認するまで待っている子とキャラがわかりとても面白いです。

ワンちゃんの場合「すごく良く遊びます!」と伺っていたのですが、
当日は「膝の上から離れず、オモチャに見向きもしない」など。
(遊び方が微妙に違うとか色々あるとは思います。)

考えてみると、自分がいない時の「うちの子」を知る機会はあまりないのかもしれませんね。
見守りカメラや家族からの話、そんなところでしょうか。
ペットシッターからの報告は、人間でいうところの幼稚園・学校からの連絡や面談で、
親の知らない我が子の様子を聞くような感覚に近いのでしょうか。





もちろんその子の事を一番理解しているのは飼い主様で間違いありません。
半面、いつもいるはずの飼い主様がいない時に見せる顔も、
その子がもっている個性なのでしょう。

ペットシッターの時、お世話終了後にその日の様子をご報告しています。
飼い主様がいらっしゃらない時の貴重な様子を見せていただいている訳ですから、
出来るだけ詳細に写真や動画も合わせてお送りしています。ご安心いただきたいという気持ちと、
こんな一面もあるのかと知っていただけたら嬉しいなという想いもあります。


余談ですが・・・
以前、連続してお客様に「帰ってきたら、毛艶が良くなっていた気がするけど、ブラッシングしました?」
と聞かれたことがあります。

特別な事はしていなかったので、????と感じたことがありました。
これは完全に憶測なので、聞き流してほしいのですが、やっぱりよその人と会う時は、
ちょっとおめかしするのかな・・・なんて。(笑)
実際は、元々毛艶がよく、久々に会って「あれっ?うちの子こんなに綺麗だったの?!」という事かと思います。(*^-^*)

ペットシッターは命を預かる仕事ですから、常に緊張感はありますが、
それはけして苦痛ではなく、動物たちの個性を感じる事ができる素晴らしい仕事です。ホントにあきません。(笑)
次回はワンちゃんのお話しにしましょうね。お楽しみに!



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