【STARRYペットシッターコラム】2019.8月号

ペットシッターの渡部暢子の日々のつれづれ vol.7
「シニア期こそ、醍醐味だと思うのです。」

宮城にも本格的な夏がやって来ました。
ペットシッターにとって、真夏のお世話は気温の管理など何かと神経を使う季節です。
お盆に向けて、たくさんのご予約をいただいていますので、事前準備をしっかりと、万全の体制で望みたいと思います。
(自分自身の夏バテは以ての外ですので、とにかく栄養&休息をとります!)


さて、日々感じていることを想いのままに綴る、
「ペットシッターの渡部暢子の日々のつれづれ」も7回目をむかえます。
今回は我が家の愛犬1号、フィリップ君(チワワ・♂・11歳)のお話をさせてください。

これまで大きな病気をした事がなかったフィリップ君も、
今年に入り角膜炎や、原因不明の発作で病院通いが続いています。
食欲・元気もあり、今すぐ命が危ない状況では無いのですが、
これまでとは違う様子に、ジタバタしたり、どんよりしたり・・・頼りない飼い主です。
ちょっと前まで子犬と間違えられる程ベビーフェイスのフィリップ君、
気づけば白髪も増えてきて、あー年取ったなーと。

いつまでも、このまま元気でいてほしい。
若い時とは違ってあちこちに不具合が出てくるのも、自然なことなのに、
ついついネガティブに捉えがちになります。

どうしたら元気になるかな?ごはんを変えてみよか。
元気が戻ったら、もっと運動して筋肉つけようか。
仕事をセーブして、一緒にいる時間を増やそうか・・・・。
最近はそんな事ばかり考えています。

皆さんもご経験があるのではないでしょうか。

いつか来るその日を、前よりもずっとずっとリアルに感じて、
暗い気持ちになる事もありますが、こんな事も思っています。

シニア期に入って、少しずつ体調の変化があり、今まで以上にその子の事を思うようになって、
少しでも長く一緒にいたくて、あれこれ考えたり、時々悩んだり。
もちろん嬉しいことも、楽しいこともたくさんあって、そんな日々を繰り返し、いつか旅立ちの日を迎える。
子犬の頃は可愛いし、一緒に出掛けたりアクティブに遊べる時期もいいけど、
お互い歳を重ねて深まる絆のようなものもあるのかと。

シニア期こそが、醍醐味だと捉えてみるのはどうかな。
最近気がついた事です。
フィリップにしてあげられる事をたくさんみつけて、やってみる。
それは幸せな事ですね。


今お世話をさせていただいてる子たちも、やがて歳をとり、介護が必要になるかもしれません。
仕事を続けながらペットの介護をするのは、とても大変だと思います。
人間の介護は様々な制度がありますが、ペットについては現状ありません。
今は普段のお世話だけを承っていますが、介護の知識や経験が必要だと感じています。
近い将来、訪問介護のようなサービスが出来るようにしたいと考えています。

フィリップ君、最近は回復傾向にあります。
この数ヶ月の睡眠不足も、大切なフィリップとの思い出です。(笑)

皆さんとパートナーとの毎日が、幸せな日々でありますように。
次回もよろしくお願いします。


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