【STARRYペットシッターコラム】2018.12.10

ペットシッターの渡部暢子の日々のつれづれ vol.1

はじめまして、ペットシッターの渡部暢子です。
「ペットシッター渡部暢子の日々のつれづれ」と題して、ペットシッターを通じて
感じたこと等をお伝えしてまいります。気軽に読んでいただければ嬉しいです。
はじめに自己紹介をいたします。

出身は宮城県の富谷町です。小さな頃から比較的活発な方だったかと思いますが、
幼稚園には「行きたくない!」とよく泣いていたようです。
男の子に混ざって少年野球チームに入っていた小学校時代。その頃から動物好きを自覚し始めました。
実家では犬や猫、インコ、ジュウシマツ、りす、ハムスターと様々な生き物と暮らしていました。
初めて独り暮らしをした時、自分の他に生き物の気配がない寂しさを痛感しまいた。

ペットシッターを始めるまでは動物関係の仕事とは関係のない、営業や事務をしていましたが、
40歳を目前にした頃(あっ、歳がばれちゃいますね)、何を仕事にするとしても、努力が必要、
であれば自分が興味をもっていることを仕事にしよう!と思い始めました。
縁あって、今の会社に入社し、「ペットライフ」という部署を立ち上げたのです。



ペットシッターって何?よく質問をいただきます。

ペットを預けるの?しつけ?いまいちピンとこない方も多いようです。
ペットシッターとは飼い主様がお留守の時や、お世話が難しい時に、飼い主様の代わりにご飯の準備や
トイレ掃除、お散歩等を行う仕事です。

ペットをお預かりするのではなく、ペットシッターがご自宅に伺い、いつもと同じ環境でお世話をします。
ペットシッターとペットホテルどっちがいいの?の悩まれる方もいらっしゃいますが、
その子によって違ってくるかもしれません。
例えば、環境の変化に弱い子、多頭飼いでホテルだと寂しがってしまう場合等は、ペットシッターが良いかもしれません。

また、飼い主様がお留守の時に限らず、週に1度は長めのお散歩をさせてあげたい、
猫のトイレを洗ったり大掃除をしてほしい等のご依頼もあります。





そもそも私がペットシッターを初めるきっかけは、
私自身が仕事で忙しく、うちの子達に満足なお世話が出来ていないという葛藤からでした。

飼い主であれば、ちゃんとお世話するのが当然!
と言われてしまえばそれまでですが、生き物を育てるという事は、大変な事も多いと思います。
インターネットの情報だけではなく、悩みを聞いてほしいと思ったり、残業でどうしても帰れない時に
駆けつけてもらえる誰かを求めていました。


だから私は、ペットたちにとって「三番目のお母さん」になろうって決めたのです。

命をくれたお母さん、大切育てている2番目のお母さん、何かの理由で2番目のお母さんが助けを求めている時に、
私がその子のお世話が出来るように。





ペットシッターをお受けする上で、当日のお世話と同じくらい大切なのが、事前のお打合せです。

犬とは・・・猫とは・・・本には詳しく書いていますが、「その子」の事はどこも書いていません。
お名前(呼び名)、迎えるまでの経緯、体調、ご飯の種類、量、好きなこと、きらいなこと・・・
いろんな質問をいたします。約1時間のお打合せは、とても濃厚な時間ですね。(笑)

もちろん初めて「その子」にも会う訳ですから、お互いの相性をみる為にもお打合せは欠かせません。
心の中で、「君に嫌なことはしないよ〜」「敵じゃないからね〜」「大丈夫、大丈夫だよ〜」と言っています。
けして「カワイー!!!」と大きな声を出したり、じっと目を見つめたりはしません。(笑)

わんちゃん、猫ちゃん、亀さん、鳥さん・・・皆さんとっても可愛いのですが、
お世話の時はやっぱり気は抜けません。
ですが、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目とお互いを知っていく過程が
ペットシッターの醍醐味だと思います。
人間と同じように直ぐに打ち解けあえる子もいれば、1年以上かかる子もいます。
言葉が通じないからこそ、態度や行動で「信頼」を積み重ねていく、ペットシッターは生き物にとって、
とっても純粋で素晴らしい仕事だと思っています。

ペットシッターを初めてまだ3年。まだまだ未熟ですが、これからもその子の「三番目のお母さん」として、
精進してまいります。次回もお楽しみに!



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