◆東北、宮城の温泉地として有名な遠刈田温泉。その温泉地が発祥の遠刈田系伝統こけしは可憐で優雅。比較的大きな頭部と、細い銅の組み合わせの繊細な姿です。
◆頭部の赤い放射状の模様が特徴で、切れ長の目に鼻筋のとおった大人っぽい女性の表情です。胴の美しい赤と黒の波の模様は、高度なビリカンナ(波挽)という技法から。
◆小笠原義雄工人が作り出すビリカンナ模様は、ろくろで回す胴部に特殊な刃をあて、回転の勢いで刃が細かくはじかれる力を利用し、肌に繊細な波模様を削りだす独特の技法。熟達した感覚を持つ職人しか、均一な美しさは出せません。だから、質もデザインも希少な素敵な品なのです。このこけしのデザインは、「全日本こけしコンクール」で最高賞を受賞したものと同一です。
◆24cmの大きさのこのこけしは蝋びきされていて、控えめなつやがあります。愉しんでおそばに置く時は、直射日光と湿気を避けた場所に。時おり布拭きしてください。永く愛着を持っておつきあい頂けます。
商品仕様 |
材質 | みずき材(岩手県産) |
ロウ引き | あり(わずかなつやがあります) |
高さ | 約24.0cm |
幅 | 頭部:約7.0cm 胴:約4.0cm |
重さ | 約300g |
制作 | 小笠原義雄(小笠原こけし屋)/ 宮城県仙台市 |
認定 | 伝統工芸士 |
受賞 | 全日本こけしコンクール内閣総理大臣賞(最高賞 第47回・51回) |
生産国 | 日本 |
・品物は手作りです。見本とおなじ品を制作していますが、一つひとつ、色や形、表情など個性がありますのでご了承ください
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