クラフト&ホームコラム
【STARRY商品紹介】2020.8.7
ジェームス・オペ「雷窯(いかずちかま)」STARRYオリジナルフードボウル
今回のクラフト&ホームコラムは陶芸家ジェームス・オペさんと共同制作中のSTARRYオリジナルフードボウルをご紹介いたします。
見ているだけで元気になれる陶器たち
ジェームス・オペ(James Oppé)さんは宮城県柴田町在住のイギリス人陶芸家です。1991年に宮城県柴田町に雷窯を開窯し、2020年現在も活動されています。
虹をモチーフにしたカラフルで明るい作品が印象的なジェームス・オペさんの陶器たち。「希望」や「平和」の象徴でもある虹の色によって見る人の心をポジティブにしたいという願いが込められています。
そんな作品を作られているジェームス・オペさんはとっても気さくな人柄。作品だけではなくご本人も周囲の人を笑顔にさせてくれる魅力を持っています。
STARRYオリジナルフードボウル制作中
ジェームスオペさんは試行錯誤を重ね、たくさんのホードボウルのサンプルを制作してくださりました。 今回作っていただいたフードボウルは子犬から中型犬くらいの小さめのわんちゃん用フードボウル。 猫ちゃんにもおすすめのサイズになっています。
前回、他の作家さんにSTARRYオリジナルのフードボウルを依頼した際は、 わんちゃんたちが食べやすいようにボウルの部分を斜めにカットする方法で制作していただきました。 しかし、ジェームス・オペさんのボウルの作り方は斜めにカットするのではなく、斜めに取り付けるというもの。 形は同じですが作り方が違うだけで少し印象が変わるのも面白いですね。
そしてジェームス・オペさんのフードボウルは2種類のボウル部分がセットになっています。 大きいものと小さいものどちらもあるので使い分けできます。 小さいものは猫ちゃんのお水入れにもいいですね。
陶芸について
フードボウルのお打ち合わせの際に陶芸についてもお話をお聞きしました。 窯で陶器を焼く際に違った陶器同士で釉薬が移る時があるそうです。 そのため窯を焚き焼く時は、色が移らないように一緒に焼く陶器の距離も気をつけるそうです。 写真はサンプル制作のため釉薬が移ったものですが、こちらも味があって素敵ですね。
これから最後のブラッシュアップをし、STARRYオリジナルフードボウルが完成です。 たくさん色々なお話を聞かせてくださったジェームス・オペさんのフードボウル。 現在制作中ですので、ぜひ楽しみに!
【ジェームス・オペ(James Oppé)】
宮城県柴田町在住のイギリス人陶芸家ジェームス・オペ(James Oppé)
地名から名付けた「雷窯(いかずちかま)」で作品作りを行っています。
中学 | イギリスで陶芸を始める |
1982年 来日 | 目白陶幻倶楽部で学ぶ |
1983年~85年 | 福島県大堀相馬焼 鈴木幸山に師事 |
1985年~86年 | チェルシーポトリーとマホーニーポーセリン勤務(イギリス) |
1986年~87年 | ジック・セラミック・スタジオ勤務(東京) |
1987年~91年 | スタジオ陶夢にて作陶(東京) |
1991年 | 宮城県柴田町に雷窯を開窯 |
朝日クラフト展入選、日本現代クラフト展入選、河北工芸展入日本現代工芸展入選、他
現代工芸美術家協会 本会員