とうほく工芸作家|化粧泥の土の温もり
かやのあきこ
2004年から陶芸家の元で修行をはじめ、2012年に工房を構え、意欲的に制作創作活動を行なっています。
『化粧泥というものを使って、装飾。泥にこだわるのは、使うという用途とは別に、陶の部分にも触れて欲しいからです。』(かやのあきこ)
『素材、つまり土は私たちの生命の源。何億年も前から土は色々とカタチを変えて、生活にかかせないモノへと変化してきました。そんな何気なく身近にあるモノ、けれどもなくてはならないモノ。そんな存在の土の温もりを、作品から感じ取ってもらえるように、カタチや質感にこだわって、制作しています。』(かやのあきこ)
カップと急須
大小の足つきのカップ、コーヒーカップと急須。グレーの濃淡やペールブルー、イエローで構成されて、一見違うモチーフに見えますが、どれを組み合わせてもしっくりと馴染みます。おうちでのティータイムに優しい彩りを添えてくれそうです。
お皿と茶碗
墨色がベースになったお皿は、料理を鮮やかに引き立てくれます。柔らかな手触りの茶碗とお揃いでテーブルコーディネイトするとおうちごはんがぐっとモダンな印象に。
陶器のお取り扱い
陶器には、作品の性質上、貫入(土と釉薬の収縮率の違いで生じるヒビ模様)やピンホールが入っています。割れたヒビとは異なりますので、風合いとしてお楽しみください。
陶器(土ものの器)は吸水性がとても高いのが特徴です。急に色の濃い食品を入れてしまうとシミや汚れがつきやすいため、初めてご使用になる際は10分程度水に浸し、器に水分を十分含ませてからお使いください。
2回目以降お使いになる際も、水に浸すことをおすすめします。そしてご使用後はなるべく早めに洗って頂き、しっかり乾燥させてください。
食洗機のご使用はご遠慮ください。欠け・破損の恐れがありますので手洗いをお願いいたします。